「見栄えよりも結果」ヤクルト20年ドラ1慶応ボーイが目指す鉄腕ロード「ランナー出しても0点で帰る」_ツイッチ アーカイブ
各担当記者の推し選手を紹介する「推しえて」第9回は、見栄結果ヤクルト・木沢尚文投手(26)。えよりもヤクルト20ラ1ボーイがードランナーてもる今季はここまで44試合(16日時点)に登板し、年ドツイッチ アーカイブプロ初セーブを挙げるなど3勝2敗、慶応16ホールド、す鉄5セーブをマーク。腕ロ3年連続50登板のみならず、出し自身初の60登板も視界に入れる“慶応ボーイ”の成長過程に迫った。0点(取材・構成=長井 毅)
石の上にも3年―。で帰木沢は、見栄結果2年目の22年から2年連続で50登板を達成。えよりもヤクルト20ラ1ボーイがードランナーてもるツイッチ アーカイブ名リリーバーへの道を着実に歩んでいる。年ド4月18日の中日戦(バンテリンD)では8回途中から登板し、慶応イニングまたぎの末、す鉄プロ初セーブをマーク。腕ロ重要なポストも任されるまでになった。プロ生活で一番濃密な時を過ごしていることが、ここまでの振り返りでも伝わってきた。
「年々、投げる場面のシチュエーションも、よりハードなものになっています。そこで新しい失敗や経験があるので(これまでと)変わらず勉強、勉強。課題が出たら、どう潰すか、その繰り返し。あっという間にここまでが終わってしまったという感じです」
慶応から慶大商学部に進み、20年に入団したドラ1右腕は、理論派に映る。
5月24日の中日戦(バンテリンD)では2―1の8回1死走者なしの場面で登板。福永に中前安打。続く細川に右翼フェンス直撃の適時二塁打を許し、追いつかれた。なかなか勝ち星に恵まれていなかった先発・サイスニードの白星を消してしまい、ベンチ裏でうなだれた。
細川には追い込んでから高めに浮いたカットボールを痛打された。
「あの試合は福永選手、細川選手の右打者2人に打たれてしまった。自分の中で迷いを持ちながら投げてしまったボールがあった。『この失敗だけは許されない』という失敗をしてしまった。場面的に失投のリスクが大きい場面だったので、すごく後悔の残るマウンドにはなりましたけど、その経験も勉強になりました」
外角へのカットボールと対になる内角へのツーシームで勝負したが、その球種の選択や精度を反省した。
冒頭のコメントにあるように、その後も「課題が出たらどう潰すか」。まるで試験対策のために公式を覚えて問題を解くように―。何度も自問と実践を繰り返した。
交流戦最終カードとなった6月14日のオリックス戦(京セラD)では4―3の8回に登板し1回を無失点に抑えた。だが、杉本と紅林にともに初球のツーシームを狙い打たれ、満塁のピンチを迎えるなど課題が残った。この反省を生かしたのが2日後だった。16日の同カード3戦目。1点差の9回から登板すると、初戦で打たれていた両者に対して強気に内角を攻めて打ち取り、2セーブ目をつかんだ。
「この試合は『ツーシームを待たれているな』って感じるところでも押し切ってアウトを取ることができた。課題の一つでもあるツーシームやシュート系の球を待たれていても行くということができた。昨年はツーシームを待たれている時はカットボールを投げていた。それはそれでリスクヘッジ(危険回避)にはなるんですけど、それだと、打者に踏み込まれやすくなった。今年は『待たれていても、行かなきゃいけない』という話をコーチ陣ともしました。僕はそういう(内角を攻める)タイプなので」
どんな状況で投入されても、目的はブレない。
「セーブシチュエーション、ホールドシチュエーションでもやることは変わらない。セーブシチュエーションだからといって必要以上に入れ込み過ぎると、自分で投球を難しくしてしまう。今年に関してはどんな展開でもやることは変わらずマウンドに上がれている。リードしていたら、そのまま次の投手にバトンを渡せるようにしたい。見栄えよりも結果にフォーカスをして、ランナーを出しても0点で帰ってくる。3点リードがあったら失点は2点までに抑えるという粘り強い投球ができれば」
自己最多となる57登板、そして、その先の60登板も実現可能な状況にある。最後に残りシーズンへの意気込みを聞いた。
「(22年に)55登板、(23年が)56登板と来ているので、登板数は1試合でも多く投げられたら。リリーフは“3年やって一人前”と言われる世界でもあるので、何とか今年は最後まで投げきって、また来年に向けて頑張っていければと思います」
最速156キロの剛腕は失敗と成功の“実験”を重ね、枠に収まりきらない成長曲線を描いていく。
◆木沢 尚文(きざわ・なおふみ)1998年4月25日、千葉・船橋市生まれ。26歳。小学6年時にロッテジュニア入りし、12球団ジュニアトーナメントで優勝。慶応では甲子園出場はなく、3年夏の県大会準優勝が最高成績。慶大に進み2020年ドラフト1位でヤクルト入団。183センチ、90キロ。右投右打。今季年俸5200万円(推定)。
続きを読む(责任编辑:知識)
- ·スタン・ハンセンが42年前に客席に投げ入れたテンガロンハット、驚がくの鑑定額にファン歓喜
- ·東京五輪で2冠・大橋悠依が現役引退も 9月の国民スポーツ大会以降活動白紙…来年は地元・滋賀開催
- ·【甲子園】背番号「1」に返り咲いた滋賀学園・脇本耀士が「100点満点」完封 初の16強入り導いた
- ·巨人・戸郷翔征「前回阪神に6失点、そこの修正をした」今季初の中5日も「変わったことはしていない」
- ·スタン・ハンセンが42年前に客席に投げ入れたテンガロンハット、驚がくの鑑定額にファン歓喜
- ·大谷翔平、「ベッタニマン」再結成弾 「アウトになってもムーキーがいる」2番ベッツ効果絶大
- ·【札幌記念】ステラヴェローチェは横山典弘騎手に「お任せ」仕上げ 芝コースで軽快な動き
- ·松本人志、名誉毀損裁判の弁論準備手続が延期 松本側の弁護士事務所が認める 次回期日は未定
- ·「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の作品を楽しめる特集上映、東京で開催
- ·デビュー2年目、河原田菜々騎手の心の支えは「美駒、比呂」「同期に女の子がいなかったら、やっていけなかったかな」
- ·「Aランクパーティ離脱」に中島ヨシキ、M・A・O、世界ら出演 PV&新ビジュアル到着(動画あり / コメントあり)
- ·【甲子園】V候補・大阪桐蔭がまさか…マダックス許し敗退 夏50戦目で初の完封負け
- ·ドラマ「磯部磯兵衛物語」平沢敦士が手がけたサントラ配信、新木宏典の歌唱曲も収録
- ·大谷翔平、「ベッタニマン」再結成弾 「アウトになってもムーキーがいる」2番ベッツ効果絶大
- ·荒川弘も推薦、青年と物の怪たちの上京グラフィティ「物の怪オンパレード」1巻
- ·第1子妊娠中の田中れいな、「普段向かん角度」の自撮りを披露!「いつだってれーなは超全方向美少女」の声
- ·「めざまし8」風間晋氏、「柔道」斉藤立の「サイン」おねだりを断った岸田文雄首相に断「総理ってダメだなぁ…あそこで書かなきゃ」
- ·井上尚弥 3週間後のドヘニー戦に自信 「ここ数年で一番練習してるから今の時期での体つきが違うように見える」
- ·ケンカばかりの幼なじみ…そんな少年少女を見守る黒猫の物語、Souffle読み切り(試し読みあり)
- ·川上哲治監督が主将任命 強肩強打で俊足の捕手 56年から4年連続ベストナイン 天覧試合は3番・中堅